ブログの中では、公開していなかったのですが、告知します。
昨年のシーバの取材の2月頃から兆候はあったのですが、地元の動物病院でヒアリングによる診察、四国犬で雄犬、診察にも神経を使います。
症状を説明すると、地元の動物病院、当院では対応が難しいとの判断。
昨年暮れに容体が悪化して、高知市内の設備の整った動物病院で診察をしてもらいました。
下の写真は、待合の状況です。元気がない。
心電図、血液検査をしてもらいました。
心電図の結果、内臓等の異常は診られない。
血液検査の結果、診断は、異常なし。
全ての試薬による検査結果で異常なし。
先生がいうには、残念そうに心電図、血液検査で異常なし。
除外診断のためいろいろ検査してもらいました。
恐らく、脳内による疾患の可能性が高い。
症状の症例からいうと、アーノルドキアリ奇形の恐れあり、あと水頭症、小脳による疾患が高い。
そのための除外診断となると、レントゲン検査。
しかし、大きな四国犬になると、麻酔の必要がある、小脳疾患の場合麻酔をすると小脳が腫れるリスクがあるため危険を伴う、より安全な検査方法は、MRI・CTといった高度医療。
この症状で、そこまでの高度医療をされた方は、当院でもいないとの説明。
高度医療、すなわち高額医療。
ブログを読んでくださっている方々は、どう感じるかは分かりませんが、飼い主としての僕の判断は、ステロイド投与による飲み薬の方法を選択。
場合によっては、劇的に治る犬もいるそうですが、先生の言葉じりから察するに、このあとのこの子の生活をどう過ごしてあげるか?ということです。
つまり、進行性のある疾患というのが、先生の現在の診たてです。
誤解があるといけないので、はっきり断言しますが、地元の先生、市内の先生、両先生とも本当に親身になっての往診・診察してくれています。
僕的には、両先生の診察結果には納得しています。
ただ、ステロイド投与による劇的な奇跡の回復をどこかで期待している。
期待をする分、現実は、厳しいのだろうと思うので期待しない。
by 天海空
(すみません、重い内容になってしまいました。)